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シアターへ

こんにちは!

先週、ロンドンに戻って来ました。
こちらは想像していたよりもずっと暖かくて過ごしやすく、すぐそこに春が近づいているようです。

この週末は、友人と一緒にBarbicanTheatre(バービカン・シアター)へ舞台を観に行って来ました。

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バービカンでは、アートや演劇、音楽、色々な芸術の発表がされていて、この当日も大きい方の会場ではジェーン・バーキンのコンサートが行なわれていたり。(こちらも見たかったな!)来週も、ここにライブを見に来る予定です。

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さて、この日に見た演劇は、なんと日本から。
谷崎潤一郎氏の小説「春琴抄」とエッセー「陰翳礼讃」をもとに創り上げられた「Shun-kin(春琴)」。イギリス演出家・劇作家Simon McBurneyによるもので、俳優陣はもちろん日本から。舞台の横に、英語字幕が流されていました。(日本では昨年公演されたそうですね。)

とてもモダンでダイナミックな舞台でした。
深津絵里さん演じる“春琴”の声や手先まで細部に渡る演技・表現、チョウ・ソンハさんの“背中”で見せる感情、また、何度も観客の心を一瞬でリセットしてしまう立石涼子さんのナレーション、それから、“日本の小説“であるのに国も時代も超えた世界を見せた、サイモン氏によるモダンな舞台演出がとても斬新でエネルギッシュ、素晴らしかったです。
また、舞台で見る事によって原作を振り返らされ、谷崎氏の思惑、思想もまたあらわになり、また、サイモン氏から見た日本や日本芸術への思いも感じました。

私自身も、現代当たり前だと思っている事柄、目で見えるからこそ鈍くなっているかもしれない感覚、逆に、暗がりでこそかき立てられる想像力について、また、“女性”そして人と人、愛の在り方・・・。舞台最後に「陰翳にある美しさ」について言われる一言が、とても重く心に残りました。自分自身思う事も多く、考えさせられる事の多い舞台でした。

たまたま私の行った日は最終日だったそうです。とても良い舞台を見ることが出来て、良かったです。

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↑チケットを受け取る列での友人。
CHANELのUnion Jack Bagが可愛い。

それでは、また!

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