ロンドン・コレクション 2015年秋冬。
私も、たくさんのショーや展示会を見せていただきました。
いくつかご紹介させていただきますね。
MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)
イギリスを代表するデザイナーの一人である、マーガレット・ハウエルのコレクション。
ウールのセーターやポロネック、クロップドパンツが多く見られたチャーミングなTomboyルック。
ソックスと靴など小物使いも印象的でした。
個人的に特に気に入ったのは、黒のルックと、プリーツスカート。
どのルックにも、マーガレットさんご自身のフィロソフィーが反映されていて、とても素敵でした。
JOSEPH(ジョゼフ)
こちらもイギリスらしい洗練されたブランドのひとつ、JOSEPH。
地下駐車場をロケーションにしていたので、ゲストには銀色のひざ掛けが配られて、ショーの演出にもなっていました。
ブランドの象徴のひとつでもあるニットやウールの素材感を活かしたアイテムがとても可愛かった!
ジョゼフの服は、着心地と触り心地が抜群によくて、私も普段から贔屓にしています。
PAUL SMITH(ポール・スミス)
チェックのパターンの色使い、真紅やカーキ、紺色などの色使いがポールスミスらしくて印象的。
シンプルでいて素材と品質というベーシックな部分を大切にしたことが、より伝わって。
どの服もとても着心地が良さそうで、着てみたいと感じる本当の意味の “ready-to-wear” なコレクションでした。
笑顔のポールさんのお姿も拝見できて、とても嬉しかったです。
BURBERRY(バーバリー)
ケンジントンガーデンズの中に特設会場を設置して大規模で行われたバーバリーは、「パッチワーク、パターン&ペイント」が秋冬のテーマ。
フリンジやペイズリーといったボヘミアンテイストのアイテムが目白押し、とても華やかでした。
TOPSHOP Unique(トップショップ ユニーク)
70年代後半から80年代を感じらたコレクション。
現代のロンドンの女の子たちの日常で、パーティーに行ったり仕事に出かけたり、どのシーンにも活躍しているTOPSHOPの存在感を残して。
多くのルックに、赤か黒のブロックヒールのパンプスを合わせていたのも印象的でした。
MULBERRY(マルベリー)
7月に新しいクリエイティブディレクターを迎え、よりクリエイティビティを感じる新生マルベリーのコレクション。
アルパカのセーター、シープスキンコートなどマルベリーらしいアイテムに、刺繍やスクリーンプリントなどの大胆なパターンと装飾を組み合わせ、今っぽさを感じて、とても良かったです。
VIVIENNE WESTWOOD RED LABEL(ヴィヴィアン・ウエストウッド・レッド・レーベル)
ヴィヴィアンご自身の少女時代を反映したかのような、多感な少女性の印象を残したコレクション。
ツイードやタータンチェックといった素材、赤やオレンジを組み合わせた色使いで、ヴィヴィアンのオリジナリティが光って、元気。
ロンドンコレクションという本場で、ヴィヴィアンご自身の元気なお姿を見られたことは、私にとって貴重に感じる、至福の一瞬でした。
ロンドンのデザイナー、英国のブランドはやっぱり表現とメッセージが強い!
今回のロンドンコレクションに、たくさんの刺激を頂きました。
今日からは、London fashion weekendがスタート。
まだまだ続くファッションウィークの写真、インスタグラムも是非チェックしてくださいね。
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「女の子のためのロンドン・ガイド -THE LONDON BOOK-」SHOKO著
2012年6月28日(木)発売 1,620円(税込) 文化出版局刊
SHOKO初の著書「女の子のためのロンドン・ガイド -THE LONDON BOOK-」(文化出版局刊)が6月28日(木)に発売されました。ファッションはもちろんアート、カルチャー、音楽に精進し、そして英国暮らしをこよなく愛するアーティストSHOKOの視点で選んだ女性のためのロンドンの150軒以上のショップやスポットをご案内。さらに英国らしい心豊かな日常に使いたくなるSHOKOの愛用アイテムや、ストリートで出会ったロンドンガールたちのファッションスナップまで、ロンドンがギュッと詰まっています。SHOKOが撮影した美しい写真、ほほえましい写真にイラストも添えられた、ガイドブックとアートブックをミックスしたような楽しい一冊。旅のお供にはもちろん、ページを開くだけでロンドンの空気とそこに集う人達の温度を感じる、女の子のためのロンドン・ガイドです!
※出版社にある在庫はすべて完売しました。現在は、書店にあるものがすべてになります。
下記2店舗には、今のところ随時在庫が確保されています。
BOOKMARC(ブックマーク)・原宿
東京都渋谷区神宮前4-26-14
TEL:03-5412-0351
agnès b.(アニエスベー)・ロンドン
コヴェントガーデン(地下鉄:Covent Gardenより徒歩1分)
35-36 Floral St, London WC2E 9DJ
TEL: +44 (0)20 7379 1992
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