ファッション

CHANEL 2014春夏オートクチュールコレクション

CHANEL(シャネル)」2014年春夏オートクチュール・コレクションのエキシビジョンにご招待頂き、銀座のシャネルへ伺って来ました。

今年1月のパリ・オートクチュールコレクションで、会場のグランパレを「CAMBON CLUB」として、アルミのフロアを舞台に、ランウェイをスニーカーで軽快に歩くモデル達が着た美しいコレクションライン。

その貴重な1着1着を、間近で見ながらプレゼンテーションを伺いました。

今シーズン、カール・ラガーフェルドが演出したのは、究極にフェミニンなクチュールの印象である“コルセット”と、スポーツウエアのシンボルである“スニーカー”との組み合わせ。

どのスタイルもウエスト部分がキュッと締まっていて、同時に大きな肩や丸みを持ったヒップラインを強調し、コルセットが女性の身体をより女性らしく強めることを感じました。

ラインが同じでも、使われたファブリックや装飾に寄って印象が違うのも楽しい。

フェザーを施したルックは、パステルの織り成す色彩がシャネルそのもの。

コルセットで絞られた細いウエストラインに、丸みを帯びたショルダーのショートジャケットが新鮮な組み合わせ。

ビジューの美しいこと…

こちらを間近で見られたのは、至福のときでした。

コンセプト通り、どのルックにもスニーカーを合わせていたことに注目。

それも、お洋服と同じ繊細な素材で作られた、なんともスペシャルなスニーカーの数々。

カール・ラガーフェルドは、今回のオートクチュールコレクションのインタビューで、

「ファッションの歴史を紐解くと、1800年から1840年、もしくは1845年頃まで、女性はフラットシューズを履いていました。ボールガウン(イヴニングドレス)にもフラットシューズを合わせたのです。これはクチュールに新しさとモダニティをもたらすものです。スカートからウェスト、トップの間に柔軟性があるため、自由に動くことができるのです。堅苦しくはありません。そうでなければもう時代遅れでしょう。」

とおっしゃっていました。

そのお言葉の通り、ドレスにスニーカーを合わせること、そしてドレスの丈をすこし短くして“足首を見せる”ことで、コレクションにとても軽快な印象を与えていました。

こちらはスポーツから連想されたデイウェア。

ひじ当てやひざ当て、ファニーパックやグローブという小物もファッションに。

こちらは見ての通り、自転車ランナーのスタイルそのもの!

それがシャネルらしさで表現されるなんて、新鮮。

こちらは今期、制作するのが最も大変だったというピース。

丸みを帯びたラインや、白という色を含め、極めて制作が難しい作品だったそう。

ジュエリーで飾られているトロンプルイユのジッパーも素敵でした。

最後に登場したのは、ヌード感を強調したイブニングウェアのシリーズ。

チュールにレースやシークインのパッチワークを重ねて刺繍したロングドレスが次々登場。

どのドレスも、手刺繍や装飾が存分ほどこされているのに、全体で見せる透明感と柔らかさが際立っていました。

花やクリスタル、フェザーや玉虫色に光る素材が、チュールの上でキラキラと輝いて。

こちらは、ウエディングドレス。

トップ部分はなんとTシャツ、そして靴はスニーカー。

カジュアルなアイテムを取り込みつつも、何万個も手刺繍されたジュエリーの輝きがエレガンスそのものを演出していました。

ラストはオールルックが並んで、華やか!

カール・ラガーフェルドが、若さとエネルギ−、そしてモダニティの限りを各ルックに注ぎ込んだという今季のオートクチュール・コレクション。

スパンコールの職人、刺繍の職人、フェザーの職人・・・。すべての繊細な作業が、それぞれの職人さんたちによって長時間かけられて手で制作されていることを感じる、それはそれは美しく、繊細で、重みのある作品たち。

それを間近で見る事ができて、大変勉強になりました。

そんな作品たちと、最後に記念撮影。

 

美しく、華やかで、遊び心に満ちたルックを見られたことはもちろん、職人さんたちがひとつひとつ心を込めて制作された服=作品について、デザインから制作課程、掛かった時間などのディテールまで大変興味深いお話を伺えて、目も心もキラキラした気持ちで満たされた時間でした。

CHANEL(シャネル)

www.chanel.com

 

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女の子のためのロンドン・ガイド -THE LONDON BOOK-」SHOKO著

2012年6月28日(木)発売  
1,575円(税込)
文化出版局刊

 

SHOKO初の著書「女の子のためのロンドン・ガイド -THE LONDON BOOK-」(文化出版局刊)が6月28日(木)に発売されました。ファッションはもちろんアート、カルチャー、音楽に精進し、そして英国暮らしをこよなく愛するアーティストSHOKOの視点で選んだ女性のためのロンドンの150軒以上のショップやスポットをご案内。さらに英国らしい心豊かな日常に使いたくなるSHOKOの愛用アイテムや、ストリートで出会ったロンドンガールたちのファッションスナップまで、ロンドンがギュッと詰まっています。SHOKOが撮影した美しい写真、ほほえましい写真にイラストも添えられた、ガイドブックとアートブックをミックスしたような楽しい一冊。旅のお供にはもちろん、ページを開くだけでロンドンの空気とそこに集う人達の温度を感じる、女の子のためのロンドン・ガイドです!

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