コーディネート

Oxfam

 こんにちは!

こちらは朝晩冷え込んで、すっかり冬の冷たい空気に変わりました。

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今日は、朝11時を過ぎてもまだ月が出ていました。

さて、ロンドンの所々に設置された、「Oxfam(オックスファム)」と書かれたこの大きな黒いボックスは、実は社会の為に役立っている大切なものです。

「Oxfam」は一言で言えば、世界の貧困をなくす為に努力し、より公正な世の中を目指している支援団体の名称。

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不必要になった洋服、靴、レコード等を、街中に置かれたこのボックスの中に入れると、週に何度か決まった日にOxfamの人が回収しに来て、それらを仕分けし、イギリスの街中にある通称「Oxfam shop」が古本屋、古着屋としてそれらを売り、その売り上げは開発途上国のために寄付される、というシステムになっています。

それらの収益金は、例えば、子供達が勉強する環境を作る為の資金援助や、洪水など自然の災害発生時に備えた救済や救援物資のため、それから、難民や出産する女性を含め、全ての人が平等にヘルスケアを受けられる様に、病院や薬が充分にない地域にきれいな水や衛生設備を提供する為などに役立てているということです。

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こちらは、洋服と靴のボックス。
いつも、ボックスに入りきらないほどに中身が溢れ返っていて、世の中には「不必要」とされるものがどれだけあるのかと考えさせられます。

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こちらは、本とレコードのボックス。
いつも、CDを入れる時は、乱暴に入れると中でケースが割れてしまうかも、と気をつけながら……。

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最終的に、集まった物が売られるショップもロンドンのあちこちに見つけられます。こちら(写真)は古本屋ですが、古着屋バージョンもあり、以前その古着屋でワンピースの買い物をしているヴィクトリア・ベッカムの姿が新聞に載っていました。

そして実は、このお店で働いている人々も、ボランティアで店員をしているそうです。

私の仲の良い友人は、ロンドン大学の大学院で「アフリカの政治」について研究しているのですが、以前彼女がここでボランティアをしたいと申し出たところ、定員オーバーになっていて受付さえされないほど人気の高い仕事だそうです。主に高齢の主婦からの申し出が多いそうで、イギリスの人々の、貧困をなくして行くことに対する意識の高さ、熱心さを感じます。

今日は私も、着なくなった服をボックスにいくつか入れて来ました。

洋服はいつも、無駄に買わない様にと、とてもとても気をつけています。
それでも洗濯してサイズが合わなくなった服や、年齢的にもう着なくなってしまう服などが出てきてしまうので、時には「こんなにボロボロになった服でも良いのかな?」と少し躊躇してしまいますが、それでも何かの役に立てるなら、遠くまで歩いてでも持って行く価値がありますよね。
日本で「着なくなった服」は、商店街のガレージ・セールで売ったり、教会や団体に寄付したりしていますが、日本にも、このような「街中のボックス・システム」が導入されると、もっと子供のうちから貧困問題を意識して行くことが出来るのでは、と思っています。

それでは皆さん、良い週末を!

リンク:http://www.oxfam.org.uk/

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